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2016/02/12 Category : メタルギア イラスト塗り(福家) 【How to】 MGS のイラスト調塗りを考える。1 【WF2016冬ソリッド編】ワンダーフェスティバル2016冬ディスプレイに使用したソリッド・スネークの塗装説明をしてみたいとおもいます。ご興味がございましたら、ご覧になってみてください。(各画像はクリックで拡大画像がでます)福家 http://mebagenesu.blog.shinobi.jp/blog/%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%82%A2%E3%80%80%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E5%A1%97%E3%82%8A/%E3%80%90how%20to%E3%80%91%20mgs%20%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E8%AA%BF%E5%A1%97%E3%82%8A%E3%82%92%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B%E3%80%82%EF%BC%91【How to】 MGS のイラスト調塗りを考える。1 ワンダーフェスティバル2016年冬、無事終了いたしました。みなさまおつかれさまでした!買いに来てくださった方、見に来てくださった方、お声がけしてくださった方、写真を撮ってくださった方、ツイッターで反応してくださった方、みなさま大変ありがとうございました!感謝。今回は、ずっと書こうとおもっていました、毎回ディスプレイしているイラスト調の塗りの説明をしていきたいとおもいます。ご興味持っていただける方は、ご覧いただけますと幸いです。そして自分自身、まだまだ逆にアドバイスいただきたいくらい試行錯誤中の我流塗装ですので、なにかあれば、ご意見ください~。(^_^);ではさっそく、まずは、★ラッカー塗料で色を配置★ですものは今回の新作、ソリッドさんで説明させていただきます。 まずは、レジンパーツを離型剤洗浄、バリ取り、パーティング処理、気泡埋めして、仮組みします。(ガレージキットの基本的な最初の作業は、ここでは、省略させていただきます。)バンダナは、成型時にゆがんでいる可能性がありますので、なびき方の修正は、ドライヤーですぐにふにゃっとなりますので、かっこよく調整してみてください。折らないように注意。 仮組みができましたら、なにはともあれ、このイラストとのにらめっこの始まりです!ここからいろいろやっていきますが、つまるところそれに尽きますね(^_^);※もっと美しい元画像が見たい方は、画集を買いましょう!(笑)The Art of Metal Gear Solid by Yoji Shinkawa ver1.5 の36Pメタルギア ソリッド HD エディション プレミアムパッケージ に同梱の画集の54PでもAmazonですでに高くなっちゃってるんですね、、もしかしたら、ゲームキューブ版のメタルギアソリッド ザツインスネークス を買えば、載っているかもしれませんゲームのほうが安いかも??(汗キューブ版は自分は持っていませんので、定かではないです。すみません。、、、というわけで、にらめっこの開始です。新川氏の筆のタッチは、最後の作業になりますので、まずは、マスキングしながら、色をエアブラシで配置していく作業になります。 1. まずは、一番下地の明るい色を、マスキングしてエアブラシ塗装します。 ラッカー塗料です。 この時点で、色が違うんじゃない!?ていうツッコミが入りそうですが、そのとおりです(汗)リキッドのときから、なんでこんなに違う色を塗ったのか思い出せません。。でもいいんです!楽しくいきましょうb(^_^);好きな色を塗れば良いのですっっここでの注意は、足先と頭頂、バンダナの左右、右足のふとももから下、は、イラスト的に、なにも描かれていない、あるいは色が無い、真っ白に描かれていますので、それの再現をするべく、、、なにも塗らないという手段をとっています。なので、そこだけは、しっかりマスキングをして、今後何色も乗らないようにしています。(逆にいえば、他の部分は、几帳面にマスキングせずとも、後から塗る色が濃いので、この色なら隠蔽できるとおもうので、そこだけざっくりマスキングするだけでも十分だったかもです。)また、イラスト上で、パキッと分かれているところは、しっかりマスキングをして、ふわっとグラデーションかかっているところは、エアブラシにてふわっと吹いています。(説明わかりにくかったらすみません(^_^);) 練り消しマスキングして(ヘラでキワを調整するとやりやすいです。ねちゃねちゃはします、そこは練り消しを制していくしか(汗)) 色をエアブラシで乗せて、はがすと、こんなかんじです。そんなにきれいに塗り分けられていなくても、あとからどんどん濃い色を乗せていくので、あまり気にならないとおもいます~真っ白へ消えていくグラデーションだけきれいに塗れると、完成度高くなるとおもいます。そして塗料が完全に乾きましたら、次のマスキングへ行きます。緑色部分ですね。 またひたすらイラストを観察しつつ、緑にしたい部分以外をマスキングしていきます。 この緑は、2色使用しています。(ともにラッカー塗料)イラストで、端が明るい色にグラデーションしていますので、それを再現するべく、 明るい緑吹く⇒濃い緑吹く⇒マスキングはがす。と、こうなりました。ちょっとはみ出ていたりしますが、この程度でしたら、簡単に修正できますので、気楽にいきましょう~※具体的には、塗り分け終了後に、筆でちょんちょん色を乗せたり、ナイフでかる~く削ったりすれば、修正できます。というか、このままでもぜんぜん大丈夫です!(笑)展示品は、時間がなかったので、このまま修正せずに進めています(おい作者)(^_^);楽しい範囲で、完成度高めたい方は、そのあたり几帳面にやると、効果あるとおもいます。 胴体はこんなんなりました。すねのグラデーションはきれいにできたっぽいです。そして、次は茶色部分です。 ここでも明るいオレンジ1色、濃い茶色1色、と、2色使用しています。(ラッカー)顔はたしか、茶色だけだったかと。 これで、ラッカー塗料での色の配置は、完成です!折り返し地点です。(^_^)bおつかれさまです。ここまでマスキングがちょっとストレスたまったかもしれませんが、ここからのエナメル塗料での筆塗りはいくらでも修正が利く楽しすぎる作業が待っていますよ!!※ここの地点で、完成度をより高めたい方は、 筆塗りやナイフ削りでちょんちょん、 塗り分けラインなどの精度をあげておくといいとおもいます。 今回私は時間がなくて(爆)、、、、お許しをm(--)m では、★エナメル塗料で部分ウォッシュ+筆ラインの再現をする★をやっていきたいとおもいます。 ここでイラストをもう一度登場です。ここで自分は、ざっくり、濃い黒での墨の線を表現する墨ブラック、それ以外の、薄墨部分を、こげ茶色、として、2色のエナメルカラーを調色して、使用しました。※さらにイラストに近づけるなら、もう何色か作成したほうが良さそうですが!(汗 今回は時(爆)、、、、 こんな感じでまずこげ茶色を溶剤多めで筆でしゃばしゃば風合いをつけていき、はみでたり余分に付いた部分は、溶剤をつけた綿棒などでふき取ります。ラッカーの色は残ったまま簡単にふき取れますので、納得がいくまで、乗せたり拭いたりしてください。ストレスフリーです。 緑の上に塗ると、色の重なりでまた違った風合いが。色を乗せてから、ティッシュでぽんぽんしたりもしています。イラストでのむらみたいなものがでればいいなと。。※このあたりはまだまだ改良の余地がありそうです。修行がたりん。(T^T) そして、イラストと立体物を見比べながら、墨ブラックで線を引いていきます。面相筆など、先の細い筆があると便利です。造形で、イラスト内の線部分は、できるだけエッジにしたり、溝にしたりしようと努力していますので、そういった部分をさがして線をひいていただけると立体感を消すひとつの要因となって、それっぽくなっていくとおもいます。※造形がないところは、平面に線を引くのもありです(おい) 造形で、面に沢山溝をはしらせていますので、このエナメルの乗せ方、ふき取り方、によって、さまざまな表情がだせるとおもいます。いろいろ試してみてください~。 ここで納得いくまで筆塗りをすませましたら、あとは、ツヤ消し作業に入ります。この作業で、もうエナメルはコーティングされてふき取れなくなってしまいますので、ご注意ください。自分は、ラッカー系のツヤ消しクリアーをエアブラシで吹きました。最初はエナメルの塗装面を気遣って、軽くやさしくふわっと吹いて乾燥させたあと、完全にツヤが消えるまで、吹き重ねました。ツヤが完全に消えると、とたんに完成した感じになるとおもいます!これにて、完成となります!!おつかれさまでした~ここまで長々とした文章を読んでくださり、大変ありがとうございます!自分も研究中でこれが正解というわけではありませんので、みなさま楽しんで彩色していただければ嬉しいです。それでは~福家※ひとつ忘れていました! 目の彩色です!こちらは、エナメル塗料でしゃばしゃばやっていたら真っ黒になってしまっていましたので、一度つや消しコートをしたあと、ラッカー塗料の筆塗りで、ちょんちょん色を乗せました。造形で瞳の色部分と光部分を浮き彫りにしてありますので、乗せればこうなるはず、、、です、、、!白はラッカー塗料のクールホワイトなどが、一発で白くなって楽かとおもいます。そののち、またつや消しを吹いたら、今度こそ完成!!です!!※あとさらに、、、 もしかしたら、参考に後ろからとか別のアングルもご覧になりたいという方が いらっしゃるかもしれませんが、、、 実は、、、、 今回のディスプレイ作品は2回徹夜して持っていっていたのですが、、、 後ろは間に合わないのでエナメル塗りはしていませんでしたーー!! 申し訳ありません~ また仕事が落ち着いたら、後ろも塗りたいとおもっています。 背面は、イラストが無い故に、自分のセンスで塗らなければならず、 悩ましいですね! 逆にいえば、背面は自由の世界が広がっております(笑) 楽しんでください~ ザ・びんぼっちゃま塗装★おそまつさまでした。↓↓↓2016.6.29追記。ひっそり背面塗りしました! やはり背面はめざすべきイラストがないので、難しい!2016年7月24日のワンフェスは、この背面もちゃんと塗られたものを展示します。見えませんけど! PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword